【不動産売却】土地を売ると手数料はいくら?税金や諸費用を紹介

引越しなどで現在暮らしている土地・家屋を売る際、必ず不動産会社を仲介して新しい買い手を見つけることになります。この場合、一定数の手数料が発生しますが、その内訳や消費税などについてここで見ていくことにしましょう。

土地を売る際に必要となる手数料と諸費用

土地・家屋の売買は、個人でおこなえるものではありません。日本では家屋・土地の販売をするのは宅地取り扱い責任者という国家資格を有した方しかおこなえないので、必ず不動産会社を仲介することになるわけです。業務としてお仕事を引き受ける以上、必ず手数料を徴収されるのも基本です。

まずこの手数料の内訳を見ていくと、対象となる土地などの測量をおこなって詳細な間取り図を作成するための測量費が含まれます。さらに広告に掲載をするための広告費用なども入るので、手数料の相場は約25万円前後となるものです。

古家がある土地だと解体費用も必要になる場合があるので、この点もしっかりと把握をしておきましょう。築年数がまだ浅い建物であれば、中古物件付きの土地という形で売ることも可能です。まず最初に不動産取り扱い店に連絡をして、査定を受けてから諸費用や手数料といった詳細な費用の見積もりも同じく提示をされます。

手数料以外に必要な費用について

土地などの不動産を売る場合、専門の取り扱い店を仲介しないと売ることはできません。手数料と一口にいっても諸費用が含まれ、仲介手数料がもっとも高い割合を示すものです。そのほか、測量費や解体費用なども加算され、最終的には税金や抵当権抹消費用も買い手が見つかった折には支払うことになります。

測量費や解体費用に至っては売る方に請求をされるだけでなく、買い手が負担をするケースもあるので、この点は当事者で話し合って決める項目です。税金や抵当抹消費用は必ず売り手が負担をしなくてはいけません。

金額は家屋・土地の延べ床面積によって変動をしており、税金は売値に対して10パーセントの割合で発生をします。仲介手数料・税金や抵当権抹消費用の支払いは、土地を売った際の金額から天引きをされます。測量費や解体費用などは売れる前に執り行うことが多く、この場合は売れる前に支払うのが一般的になっています。

手数料の支払いは売れた際におこなうもの

土地を売る場合に発生する不動産会社の仲介手数料・税金や抵当権抹消費用などは、売れた際に支払いも同時におこなうものです。ただし、測量費や解体費用などは売れる前に支払わないといけません。