住宅やマンション、土地等不動産を売却する際は、できるだけ高く売りたいのが本音ではないでしょうか。今回は、不動産を売る時期としておすすめの期間や、築年数でいうとどの位のタイミングが良いかについてご紹介します。
不動産の動きが活発な時期を狙おう
できるだけ高く高く不動産を売却したいという場合、不動産の動きが活発な時期を狙って販売活動を実施されることをお勧めします。その適切なタイミングは2月、3月の間、9月~11月の秋です。
このタイミングは、新生児が始まる4月に備えた2月、3月は転勤や異動、そして何よりお子様が進学されるタイミングなどで戸建購入を検討される方が多いです。
9月~11月もいわゆる中間決算などの時期で転勤や移動のシーズンでもあるため購入を検討される方がいらっしゃるので、これらの期間に販売活動を開始されると売れやすい可能性が高くなります。特に2月、3月は狙い目のタイミングなので、是非この期間に売れるように販促活動を行っていきましょう。
大体売れるまでに2ヶ月くらいかかってしまうものなので、相場を調べたり不動産会社をコンタクトをとるにあたっては12月~1月には行動を始めて売却活動に備えておくことが必要です。
築年数はどの位の金額が高く売れるのか
戸建住宅は、年々雨風や紫外線に晒されていく中で、経年劣化してしまいますから、その分資産価値も下がっていきます。そのため、高く売るには見た目にも古くなっていないような築年数の浅い住宅の方がより高く売れやすいです。
戸建の場合、築15年までに価値が下落してしまい、それ以降は横ばい傾向が続きます。また20年を過ぎてしまう資産価値もさらに下がってしまうとも言われています。
できれば売る時期としては築年数が10年~15年以内の間に売ると、より売れやすい傾向にあります。やはり購入される方もメンテナンスの事を考えて、築年数が新しい物件を選びがちになるためです。
さらに、築年数が20年を超えると住宅ローンの特別控除や免許登録税や不動産所得税の軽減といった特例を受けることが出来なくなるため、あえて20年以上の住宅の購入を希望される方が極端に少なくなってしまうことが考えられます。できるだけ売る時期は、早めにが鉄則です。
売るタイミングを見極めて賢く売却しよう
戸建住宅を販売する際は今回ご紹介したように、是非不動産の動きが活発な時期を狙い、築年数ができれば15年以内に売却を検討することで買い手が見つかりやすくなります。そして高く売る事ができる可能性がありますので、是非今回ご紹介内容を踏まえて、売却活動を行いましょう。